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先生知ってる?    こどもプラス大網白里教室 運動療育 児童発達支援 放課後等デイサービス 大網白里市 茂原市 白子町

2022-04-27

こんにちは!こどもプラス大網白里教室です。

 

 

今日は一人の男の子のお話をしたいと思います。

 

A君が初めてプラスに来てくれたのは今から三年前、幼稚園の年長さんでした。

第一印象は・・・ 敏感な子だな、と感じました。

安心材料の大切なぬいぐるみを抱いていたのを覚えています。

 

集団が苦手で教室に入れなかったり、泣き叫んでおうちの方に強い口調で言葉を浴びせてしまったり、色んな姿を見てきました。

 

A君に合わせ、A君のペースで過ごせるよう、職員室で教室の様子を感じてもらったり、時にはスタッフのお手伝いにまわってもらい、あえてお友達との距離をとった日もありました。

 

 

小学校に入り、ガラッと環境が変わり、相当の迷いや戸惑いがあったと思います。

学校へのお迎え時にも「プラスなんか行かない!」と号泣する日もしばしば・・・

しかしA君は少しずつ、ゆっくりと変わっていきました。

 

学校の担任の先生にも恵まれ、A君に寄り添い支えてくれ、御家族の理解も深く、A君もきっと何か感じていたと思います。

 

プラスで覚えた鉄棒! 鉄棒の楽しさに芽生え、ぐんぐん上達していきました!

はじめはぶら下がるだけで精一杯でしたが、今では手放しコウモリで足だけで高速ブランコをするまでになりました(*^^*)

 

工作は苦手で寝たふりをしてやらなかったA君。 難しいよ、できないよが口癖でした。

間違いはない、失敗はない、自由でいいんだよ!と繰り返し励まし、ほんのわずかでも参加したことを称え、自信をつけていってもらいました。

 

なんと今では「先生!電車作りたいから、段ボールとハサミとガムテープちょうだい!」と自分から構想を練って何が必要か考え、伝えられるようになり、誰の手も借りずに全行程を一人でこなせるようになりました! 自動販売機まで作ってしまいます(*^^*)

 

絵を描く事も少し苦手分野でした。

お友達のまねっこでもいい、線一本でもいい、何かを自分で表現してもらうことからコツコツと積み重ねていきました。

 

「先生!紙ちょうだい!」と、今は電車や駅名の看板を描いたり、再現度の高いETCのゲートを描いたり・・・

自分の想像力を紙に表す楽しさを感じているように見えます。

 

 

A君からスタッフに話しかけてくれる時は

「先生知ってる?」

と、A君の大好きな電車の話をしてくれたり、お友達のこと、学校のこと、目を見て話してくれます。

 

一進一退が続いた日々、昨日はよかったのに今日はどうしたのかな・・・ A君の敏感さに応えられるようスタッフも試行錯誤を繰り返しました。

 

ゆっくりでいいよ、やめてもいいよ、の逃げ道を作ってあげるのも必要なことをA君から教えられた気がしています。

 

引っ込み思案だったA君、今ではお手本を見せてくれるまでになり、注目を浴びてもかっこよくきめてくれます!

 

A君は三年生になりました。「1年生可愛いよ(*^^*)」なんて言葉が聞ける日が来るなんて(≧▽≦)

 

 

新一年生たちのピカピカのランドセルを見て、小さな背中で沢山の思いや感情を背負って、毎日学校という社会で頑張っているんだな・・・と感じ、A君のお話を書かせていただきました。

 

 

 

プラスで過ごす時間はほんのわずかかもしれません。

ほんのわずかな中に1つでも「できた」「楽しい」を感じてもらえるよう、スタッフ一同力を合わせていきます。

これからもみんなの力になれるように微力ながらも頑張らせてください。

 

 

 

 

 

*A君の保護者様にご承諾をいただき、書かせていただきました。ご協力感謝致します。

 

 

 

 

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