こんにちは(^^♪ こどもプラス大網白里教室です。
今回はSST(ソーシャルスキルトレーニング)の活動の一部をご紹介します。
まずはじめに、グループワークを行う対象児童についてケース会議を開きました。
対象児童について、「できていること」「できないこと(困ること)」を
箇条書きで書き出していきます。
「言葉で伝えることが苦手」
「力の加減ができない」
「悪い事を真似してしまう」
など、成長して欲しいことをどう支援すればよいか
方法を考えてみます。
目標を定め、3か月から半年にかけて達成できるよう支援方法を考えます。
目標「良い事、悪い事がわかるようになってほしい」
ステップ1「やりとり言葉が出るようになってほしい」
「かして」「いいよ」など、言葉がわかっていない様子の場合は教えていきます。
絵カードを使用してイメージしやすいように工夫をします。
ステップ2「ちくちく言葉を減らす」
言ってはいけない言葉を何度も繰り返し伝えてインプットしていきます。
うざい、きもいなど、絵カードや文字にして理解できるように工夫します。
ステップ3「力の加減ができるようになってほしい」
運動遊びを通して、力の加減を学びます。
生き物の大きさを利用し、小さい力、大きい力を理解しやすいように工夫します。
ステップ2のグループワークでは、子どもたちに
優しい言葉と、言ってはいけない言葉を発表してもらいました。
ホワイトボードに書き出し、視覚からも理解しやすいようにしました。
優しい言葉では、「ありがとう」「ごめんね」など素敵な言葉が出てきました。
宿題として、幼稚園や保育園でチャレンジしてもらいます。
送迎時に、先生方と情報を共有し振り返りをします。
少しずつではありますが、優しい言葉で自分の気持ちを
伝えられるようになってきました(*^-^*)
ちくちく言葉も、プラスでは見られなくなっています。
一人一人の状況を見ながら、SSTを取り入れつつ
成長を見守りたいと思います。
難しかったけど、良くがんばりました(*^-^*)